45人もの死傷者を出した相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の事件から4年。横浜地裁は16日、「完全責任能力があった」「死刑をもって臨むほかない」として、植松聖被告に死刑判決を言い渡した。
 公判で植松被告は一貫して「障害者は不幸を作る」などと主張。後悔や償いの言葉を口にすることはなかった。先週金曜日の判決を前した接見でも「意思疎通がとれない人は家族を不幸にしているから安楽死すべきで、自分のやったことは死刑に値しない」「どんな判決でも控訴しない」と語っていたという。