週末の外出自粛を要請が続く中、東京では1日の感染者数がついに3桁に達し、医療崩壊の懸念も高まっている。すでに欧米では取り組みが行われていた「ソーシャル・ディスタンシング」について、日本でも楽天などが本格的に呼びかけるキャンペーンが始まるなどしている。
 4日のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した渡航医学が専門の勝田吉彰・関西福祉大学教授は「重症者の数はそれほど多くはないが、これは“たまたま”だと解釈した方がいいと思う。これまでは起きないと思われてきた若年層の重症化なども起きているので、このままいくとは思えない。私が仕事をしたことのあるアフリカの国々などでは銃を持っているような人が来て、“ここから先に行ってはいけない”と言うので、パシッと止まる。しかし、日本にはそういう仕組みはない…」と警鐘を鳴らす。