異次元の達人対決 持ち時間わずか「21秒」対「11秒」 解説棋士「普通は将棋にならない」究極の超早指し戦が実現/将棋・AbemaTVトーナメント 将棋佐藤天彦,渡辺明 2020/05/10 09:35 拡大する 将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Bリーグ第2試合、チーム渡辺VSチーム天彦が5月9日に放送された。大将戦(三番勝負)の第1局が持将棋指し直しとなったため、渡辺明三冠(36)と佐藤天彦九段(32)の指し直し局は、先手・佐藤九段が持ち時間21秒、後手・渡辺三冠が同11秒という、究極の超早指し戦で争うことになった。▶映像:わずかな持ち時間で一局 もともと持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算という独特なルールで行われている同棋戦だが、持将棋指し直しは第3回で初。両者ともなんとか引き分けに持ち込んだ一局だったが、待っていたのはほんのわずかに残った持ち時間を引き継いで戦う、究極の将棋だった。 続きを読む 関連記事