賭け麻雀、“リーク先”がなぜ文春だった? 「新聞の番記者はテレビやラジオ局の系列に守られる反面、忖度が働く」元文春記者 ABEMA的ニュースショー 2020/05/25 19:02 拡大する 元週刊文春の記者でジャーナリストの中村竜太郎氏が、東京高検の黒川前検事長に関する「賭け麻雀」情報のリーク先がなぜ、週刊文春だったのかという問いに対して「新聞の番記者制度はテレビやラジオ局の系列に守られる反面、忖度が働く」と答えた。 24日にABEMAで放送された『ABEMA的ニュースショー』では、この問題の舞台裏について議論が交わされた。【映像】なぜ、文春にリークされたのか? その中で元日経新聞記者で作家の鈴木涼美氏が「番記者(産経新聞の記者や朝日新聞の元記者ら)と麻雀をしていたという危機感のなさは、新聞記者の現場からみればそこまで不自然なことではない。世間とは温度差がある。番記者と要人の間だと、少し悪いことをすると男同士は仲良くなりがちだ。その意味でも麻雀はわりとよく使われる。ただし、それは新聞社の悪しき習慣であるが、そういう形でどこよりも早くスクープをとるために関係を作っていくのは昔からやられていること」と発言した。 続きを読む 関連記事