「総理は外交・安全保障に集中してもらった方がいい」橋下氏の訴えに安倍総理「思い切った地方分権を進めていく必要がある」 NewsBAR橋下 2020/06/22 17:00 拡大する 20日夜の『NewsBAR橋下』(ABEMA)に生出演した安倍総理大臣に、かねてから地方分権を訴えてきた橋下氏が「少子高齢化時代になり価値観が多様化し、しかも国際情勢も複雑になっている中、今の日本の国の形、行政の仕組みで本当に色々な政策が実行できるのかという疑問を抱いている」と切り出すと、次のように持論を訴えた。▶【ノーカット映像】安倍総理が緊急生出演!橋下氏と語る「この国の在り方」 「日本がここまで国際社会で存在感を発揮できたのは安倍総理の実績だと思うが、本当はもっと世界を飛び回ってもらって、外交・安全保障に集中してもらった方がいいのではないか。例えばトランプ大統領やプーチン大統領や習近平国家主席は待機児童問題のようなことはやってないと思うし、それこそミサイルや貿易のことに集中しているはずだ。これからは内政の仕事はもっと地方に振っていかないといけないと思う。地方分権というと地方が力を持つように思われるが、大阪の吉村知事や北海道の鈴木知事のような若い首長が切磋琢磨やっていけば政府の負担は少なくなる。実際、総理をされていて仕事が多すぎるなとは思いませんか。また、日本では国と地方の役割分担が本当に曖昧・不明確だ。例えば保育所一つとっても、厚生労働省の細かな基準があるので、自治体はちょっと定員を増やすということもできない。僕が大阪府知事の時にも、“いや、これが国の基準です”とはねられてしまった。もう地方の方で責任を持たせてください、ルールを変えさせてくださいと言っても、今の日本の仕組みではそれができない」。 続きを読む 関連記事