記録的な大雨を観測した九州。大きな被害を受けたのが熊本県南部で、人吉市や球磨村を流れる球磨川が氾濫、数多くの犠牲者が出た。実はこの地域の水害対策を巡っては、古くからの対立があった。それが川辺川ダムの建設問題だ。人吉市は、川辺川と球磨川が合流した先にある。