「ABEMA」は、テレビのイノベーションをコンセプトに、いつでもどこでも繋がる社会インフラを目指す“新しい未来のテレビ”として、2016年4月に開局。開局以来国内唯一の24 時間編成のニュース専門チャンネルをはじめ、高品質な映像のスポーツライブ中継、オリジナルのドラマや恋愛番組、アニメ、格闘麻雀将棋など、多彩なジャンルの約25チャンネルを24時間365日放送している。

 テレビ、オンデマンドなど、時間にとらわれることなくいつでも自由に楽しめるほか、スマートフォンやPC、タブレット、テレビデバイス、Nintendo Switchなどで、場所にとらわれることなく様々なシーンでライフスタイルに合わせて番組を視聴可能。安定した配信とバラエティ豊かなコンテンツラインナップで、幅広い層のユーザーが利用している。

 また、2022年には「FIFA ワールドカップ カタール 2022」において、テレビ朝日とタッグを組み、日本史上初となる全64試合を無料生中継、加えて2023年もプロ野球リーグ・メジャーリーグベースボール(MLB)、サッカーの欧州5大リーグであるイングランド「プレミアリーグ」、ドイツの「ブンデスリーガ」、K-1、ボクシングプロレスをはじめとした格闘技大相撲ゴルフ、水泳、国内最速レース「SUPER FORMULA」など、幅広いスポーツジャンルにおいて中継を展開している。

 また、「ABEMA」はすでにDAZN、スポーツナビなど、様々なメディア、パートナーとの連携を強化しており、「ABEMA」だからこそ実現できる新しいスポーツ視聴体験を提供している。

 一方KDDIは通信会社として、スポーツの持つチカラを通信のチカラで拡張し、スポーツ文化の発展に向けた取り組みを行っている。サッカー日本代表を始めとした様々なスポーツ協賛を行うと同時に、自由視点映像技術やXR技術の提供など、スポーツの楽しみ方を広げるためのテクノロジー導入を行ってきた。

 また、出資先でもある運動通信社と共にスポーツインターネットメディア「SPORTS BULL (スポーツブル)」の共同運営を行い、スマートフォン中心のスポーツニュース接点拡大、学生スポーツ大会のライブ配信を数多く実現している。

 このような背景から、「ABEMA」とKDDIは、より多くの人にスポーツを楽しめる機会の提供とスポーツ産業の発展という共通目標のもと、パートナーとして連携を強化していく。今後、両社共同でのスポーツ関連コンテンツの調達や制作をはじめ、「ABEMA」およびKDDIの顧客データの連携(※)によるマーケティングの強化を予定している。

 本連携により、「ABEMA」では、様々なスポーツコンテンツの中から、利用者の趣味趣向にあったコンテンツのレコメンドが可能になり、スポーツにおける新しい出会いの創出と、スポーツの魅力を多くの人に広めていくことを目指す。ほかにも、様々な取り組みを展開予定で、順次発表するとしている。
※両社それぞれへのデータ連携にあたっては、お客さまから同意を取得し、同意が得られた情報のみを連携。

■株式会社AbemaTV代表/ABEMA総合プロデューサー 藤田晋コメント

 2016 年 4 月の開局以来、「ABEMA」ではメジャーリーグベースボール(MLB)や、K-1、プロレス、大相撲、F リーグ、2022年にはサッカーの大会における世界最高峰の「FIFA ワールドカップ カタール 2022」の全試合生中継と、マイナースポーツからメジャースポーツまで、様々なスポーツの生中継を実施してきました。スポーツ中継を行うたびに、スポーツがもつ力を感じてきました。
 今後も、「ABEMA」では、サイバーエージェントのパーパスにもある「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」ため、多くの方に“新しいスポーツ視聴体験”を提供し、“スポーツの楽しみ”を味わっていただきたいと思っており、このたびの取組が、スポーツ産業の発展の一助となればと考えています。

■KDDI株式会社 代表取締役社長 髙橋誠コメント

 スポーツには大きなチカラがあります。さまざまな競技の世界大会で、日本人選手が活躍している姿は、観る人を熱狂させ、勇気を与えてくれます。これまでKDDIは、「通信のつなぐチカラで、お客様に新しいスポーツの楽しみ方をご提供する」ビジョンの元、サッカー日本代表を始めとした大型スポーツ協賛とテクノロジー導入、また運動通信社と共同運営する「SPORTS BULL (スポーツブル)」において、年間16,000試合にも及ぶ学生スポーツライブ配信を実現し、いつでもどこでも誰もが幅広いスポーツコンテンツを楽しめる環境を作ってまいりました。これらKDDIの取り組みに対して、このABEMAとのスポーツ配信のパートナーシップを組み合わせることで、更なるスポーツ視聴機会の拡大とスポーツ産業の発展に繋がるのではと期待しております。