
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第9節B卓が9月15日に行われ、昨期までプロ麻雀リーグ「Mリーグ」で活躍した藤崎智が、卓内トップを取った。
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第4節から4節連続でマイナスと苦しい戦いが続いていた藤崎だったが、今節は1回戦から好調。1、2回戦でトップを取り主導権を奪うと、3回戦が2着、さらに4回戦でもこの日3度目のトップ。4戦3勝、全連対とほぼ完璧な内容で、大きくポイントを戻した。「前回は放銃も多く展開も悪かったですが、今回は序盤リードした分、気持ちに余裕を持てたのが勝因でした」と、久々の勝利を噛み締めていた。
【試合結果】
1位 藤崎智 +57.5
2位 HIRO柴田 +13.8
3位 沢崎誠 ▲29.0
4位 近藤久春 ▲42.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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