将棋の早指し棋戦・将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の2回戦第3局が9月20日に行われ、永瀬拓矢王座(29)が糸谷哲郎八段(32)に92手で勝利した。永瀬王座はこれで準決勝進出。藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)と千田翔太七段(27)の勝者と決勝進出をかけて対戦する。
【中継】「将棋日本シリーズ」二回戦第三局 永瀬拓矢王座 対 糸谷哲郎八段
先手の糸谷八段が初手7八銀と意表を突いた出だしとなった本局は、糸谷八段が雁木、永瀬王座が矢倉模様で落ち着くことに。相手の奇策に乗らず、じっくりと戦闘態勢を整えた永瀬王座が少しずつポイントを稼ぐと、中盤以降は積極的な攻めが奏功。攻めの手番を維持し糸谷陣の攻略に成功、自陣にはほとんと手をつけらえることなく快勝を収めた。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)