<大相撲九月場所>◇九日目◇20日◇東京・両国国技館
前頭十六枚目・千代丸(九重)が、前頭九枚目・英乃海(木瀬)を寄り切りで下し、6勝目を挙げた。激しい相撲となったが、千代丸の動きの良さが光った一番となった。
巨漢で知られ、かつては体重194キロを記録していた千代丸だが、九月場所前の身体測定では176キロと大幅に減量。昨年の九月場所と比べても13キロも軽くなっていた。立ち合い、千代丸が突いて出ていき、英乃海は土俵際まで追い込まれた。その後、土俵中央で探り合いをするなか、千代丸がまわしを取り、最後は強引に寄り切った。
ABEMAで実況を務めた、舩山陽司アナウンサーが「激しい相撲になりました…!」と興奮気味に伝えると、解説を務めた元横綱・稀勢の里の荒磯親方は「ちょっとすごいですね。寄るときもしっかりお腹を使いながら、頭も抑えながらですね…ウルフスペシャルのような寄り方でしたね」と“ウルフ”の愛称で親しまれた第58代横綱・千代の富士を想起させる解説を行った。これを受け、ファンからは「ウルフスペシャルwww」「荒磯さんの解説面白い」「意外と変幻自在な相撲とるよね」とリアクションがあった。
最後に荒磯親方は「千代丸はしっかりお腹で寄せながらでしたね。それが良かったです」と評した。これで千代丸は6勝3敗、一方の英乃海は3勝6敗となった。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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