アゴを打ち抜く“戦慄”のヒザで衝撃KO! 「最後のダウンはエグい」ファンからは驚きの声
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 元王者同士の4年ぶり再戦は、アゴを打ち抜く無慈悲な飛びヒザ2発で衝撃の1ラウンドKO決着。正確無比なパンチの破壊力に対しても解説が「まるで金属バットを振ったようなフック」と驚きの声を上げた。

【映像】“戦慄”のヒザで衝撃KO

 9月20日に横浜アリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」で金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦。金子が1ラウンド左フック、飛びヒザなどで連続ダウンを奪うと、最後は冷静にヒザ蹴りでアゴを打ち抜き晃貴をリングに沈めた。

 ともに元Krushバンタム級王者。現在地のベンチマークとなる4年越しの重要なリマッチだ。晃貴にとっては、デビュー戦、KOで敗れた金子との待望の再戦となる。一方の金子は昨年キャリア初の敗戦を喫し、競技への取り組み方も大きく変わった。今年3月の「K’FESTA」では鬼山太朗との打撃戦を制しKO勝利と好調でこの一戦を迎えた。

アゴを打ち抜く“戦慄”のヒザで衝撃KO! 「最後のダウンはエグい」ファンからは驚きの声
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 1ラウンド、内足を狙うローが鋭い金子に対して、晃貴も重い右ストレートを見せる。開始30秒ローキックから一転、金子がボディ打ちの連打と攻撃パターンを変え、さらに左フックを効かせる。ボディが効いた晃貴がよろめき後退。さらにプレッシャーをかける金子が遠距離から右ストレート、左フックを打ち込むと晃貴がふらついた。しかし晃貴も意地を見せ至近距離からの打ち合いを挑んでいく。

 ラウンド中盤、さらにギアを上げた金子が、右から左フックと重いパンチの連打で最初のダウンを奪う。ロープ際で大の字になった晃貴は、脳が揺れ意識朦朧としながらも、なんとか立ち上がる。しかし試合再開後、冷静に状況をみながら金子が飛びヒザ。ピンポイントでアゴを捉えた強烈な一撃を被弾した晃貴は後ろに吹っ飛んだ。

 致命的な一撃にABEMAの視聴者からは「タオルを用意しろ」「もう止めろ」と悲痛な声も。なんとか立ち上がった晃貴に対して、コンパクトに連打を当てた金子が二発目のヒザ。無慈悲な一撃が再びアゴを捉えると、晃貴は後方に崩れ落ちた。

 2発目のヒザがアゴを捉えるシーンがスローで映し出されるとファンからは「アゴが壊れる」「最後のダウンはエグい」「強すぎて会場が引いてる」など驚きの声が。さらにゲスト解説を務めたお笑いコンビ・ニューヨーク嶋佐和也屋敷裕政も「強いなあ…」「金属バット(を振った)みたいなフック、人間の手じゃないみたい金属だ」と述べ、金子の殺傷能力の高いパンチの威力についても称賛した。

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