圧倒的勝利しか目指さない“魔王”佐々木寿人「三冠王を取ってみたい」と堂々宣言/麻雀・Mリーグ
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 堂々の三冠王宣言だ。KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人(連盟)は昨期、個人スコアでシーズン前に宣言していた+500にあと少しの+494.1、最高スコアも夢の10万点に手が届きかけた9万4000点を記録、個人二冠を達成した。今期はライバル滝沢和典(連盟)が加入し「タキヒサコンビ」も注目される中、チームを引っ張るエースとして「三冠王を取ってみたいですね」と、個人タイトルを全て取ると明言。この男であれば、やりかねないという雰囲気が、開幕前から既に漂っている。

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――2020シーズンの振り返りをお願いします。

 厳しかったですね。個人だけ良くても…というところで。チーム戦の難しさですね。あそこまで3人が悪いということはあまりないと思うんですが、最後までなかなか上がっていかなかったですね。なんで上がらないんだろう?僕個人としては、気持ちは楽にやっていたけれど、チームメイトとしては大変だったかもしれないですね。

――メンバーが変わりました。今年「こういう風に戦っていこう」というものはありますか。

 だいぶ若返ったのもありますし、伊達朱里紗さんなんかは慣れるまでは緊張するかもしれない。普段通り打つことが大事なんですが、そこに早くたどり着ければね。雀力的にはかなり高いものを持ってると思います。

――佐々木さんでもリーグ序盤は緊張しましたか。

 2年続けてつまずいていますし、序盤の重さみたいのは感じています。1勝がすごく長かったです。マイナスをすごく重ねていましたし、(伊達さんは)できるだけ早い段階でトップをとって気持ちよく打てればいいと思いますけどね。

――伊達さんの麻雀の印象をお願いします。

 (見たのは)2回か3回くらいですけどね、結構しっかりしていますね。話自体あまりしたことがなくて、練習会をチームでするんですけど、そこで会話もたくさんできたらいいかなと思います。

――若返りというところでいえば、チームでは最年長になりました。

 チームを背負って立っていかなければと思います。成績的には去年と同じような成績を出せればいいかなと思いますし。(前原雄大さん、藤崎智さんらベテランとの会話は)くだらないことしか言ってなくて覚えていない(笑)。ある程度そういう雰囲気も大事ですね。

――大きな話題として滝沢和典さんがチームメイトになりました。

 以前もTV番組では同じチームでやったことはあるんですよね。MONDOのバトルロイヤルとか。やっぱり頼もしさはあります。赤入りの麻雀は割と強いかなと思いますし。それなりの成績を期待していますね。あいつが頑張っているから(自分も)頑張らなければ、というのもありますし、ファンの方も滝沢の加入が嬉しいといってくれたので、そういう思いに応えなければというのもあります。当然、自分の方が上にいなきゃというものがあります。

――チームは過去3シーズン、ファイナルには行きましたが3位以内がありません。

 結局はポストシーズン、セミファイナルファイナルが本当に大事です。レギュラーシーズンの数字が半分になってしまうんですよね。マイナスしている側のチームにもチャンスがあるし、今まで3年見てきても、4位のチームが優勝していますよね。そのへんが難しいです。

――4位のチームが、周囲からのマークから外れやすいという要素もありますか。

 セミファイナルだとそういう感じになっていますよね。(それでも)ポイントを持っていて、リードしているのが大事なのは間違いないです。どこまでも突き抜けることだけを考えています。

――チームの目標と個人の目標を願いします。

 個人の目標としては(スコア・最高打点・4着回避率)三冠王を取ってみたいですね。ラス回避率を僕が取ったらトップが減ってすごくいびつになりそうだけど(笑)。

――ファイトスタイルでいうと4着回避が一番難しそうに聞こえます。

 (U-NEXT Pirates)小林剛さんはすごいですよね。そこに到達できるかはわからないけれど、最高打点を取れればトップ2回分になりますからね。チームにとっては大きなプラスになると思います。10万点を超える人がいるとすると僕が一番近いかなと。チームとしては優勝以外狙うところはないです。
 

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