大谷翔平もお手上げ状態？勝負にならない“四球攻め”にバットボーイにちょっかい相手野手と肩組み苦笑い

【米大リーグ】エンゼルス－マリナーズ（9月24日・日本時間25日アナハイム／エンゼル・スタジアム）

　エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場、本塁打王争いでトップを目指すべく、気合十分に打席に向かうものの、勝負にならない“四球攻め”に苦笑いの連続だ。21日（同22日）に豪快な45号を放って以来、翌日の試合から、この日の試合の第3打席まで13打席で3敬遠を含む9四球。パワーとパワーの勝負が醍醐味のメジャーリーグながら、大谷を警戒するあまりの四球の連発に、本人やファンのフラストレーションは溜まる一方だ。

【動画】バットボーイにちょっかい、相手野手と肩を組む大谷翔平

　大谷が10試合ぶりに放った45号のインパクトが強烈過ぎたのか、それとも後続の打者との勝負が有利と考えたか、シーズン最終盤に入って大谷がまともな勝負を避けられまくっている。この日は第1打席こそ空振り三振に倒れたが第2打席はチャンスの場面でカウント2-0となったところで申告敬遠。第3打席もフルカウントにこそなったものの、先に投手が1-2と追い込んだとは思えないほど、その後は徹底した外角攻めに終始。一発だけは打たれないといった組み立てで、またも一塁に歩くことになった。

　これには大谷も完全にお手上げ状態。この3試合で9度も一塁に歩くことになると、毎回バットなどを受け取りにくるバットボーイにも、思わずちょっかいを出す一幕も。バッティンググラブを持った手を軽く振り上げ、驚かせてみせた。また、一塁ベースに到達してからは、マリナーズのファースト・フランスの肩を自ら組んで「どうにかしてよ」と言わんばかりの表情を見せてから談笑。これには中継していたABEMAの視聴者からも「実質敬遠みたいなもん」「マジで四球多すぎ」「いつものおしゃべり谷」など、相手バッテリーの逃げ腰な組み立てと大谷の表情に、様々な声が飛び交っていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）