「これはまた珍しい」ファン驚き 千代の国が“つき手”で9勝目
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大相撲九月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館

 前頭十七枚目・千代の国(九重)が、前頭九枚目・碧山(春日野)を下した一番の決まり手は「つき手」。この珍しい決まり手に相撲ファンからは「これはまた珍しい」「つき手ってあるんだ」などの声が上がった。

【映像】珍しい決まり手「つき手」

 1度目の立ち合いで、タイミングが合わず、行司は立ち合い不成立と判断し「まだまだ」と2人を制した。仕切り直しとなった2度目の立ち合いは成立となったが、勝ち越しがかかった一番で碧山は押し合いから叩き込みにいこうとするが、自らの足が流れてしまい、土俵に手をついてしまった。これで千代の国は9勝5敗、碧山は7勝7敗となった。

 あっという間の幕切れだった。ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「自分で落ちちゃった感じですかね。碧山は引いたら、自分の足が流れてしまって、最後は呆気ない感じでしたね。千代の国もびっくりしたんじゃないですかね」と推測。それから「あんまり土俵に手をつくのは良くないですね。見栄えも良くないですし」とコメントした。(ABEMA『大相撲チャンネル』)

【映像】珍しい決まり手「つき手」
【映像】珍しい決まり手「つき手」
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