力士が足を滑らせ土俵上に転倒…元若乃花「これは面白い相撲と言って良いんでしょうかね?」困惑
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大相撲九月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館

 前頭八枚目・翔猿(追手風)が、前頭十五枚目・一山本(二所ノ関)を押し倒しで破った一番。引き技を繰り出そうとした一山本が足を滑らせてしまう形で勝敗が決まったが、この珍しい結末に解説をしていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「翔猿にはラッキーな相撲でしたね」とコメントした。

【映像】足を滑らせ土俵に転倒

 立ち合い、正面からぶつかった両者は小刻みな突っ張り合いを繰り広げる。一山本の叩き込みに翔猿があわやの場面もあったが、なんとか体制を立て直し、そこから頭をつける展開に。一山本は再び叩き込みを仕掛けるが、足が流れてしまい、土俵に転倒。まさかの展開で翔猿が勝ち星を挙げた。

 ABEMAで解説を務めた花田氏は、一山本の足が流れてしまった場面について「これは面白い相撲と言って良いんでしょうかね(笑)?」と困惑。それから「一山本は翔猿の首根っこを掴んでいますから、反対に避けた方が良かったんですけどね。あまりにも2人の距離が離れ過ぎていたので、一山本の足が流れてしまったんですね。それで、自分で転んでしまったと。翔猿にはラッキーな相撲でしたね」と話した。

 その直前に行われた前頭九枚目・碧山(春日野)と前頭十七枚目・千代の国(九重)の一番も、碧山の足が流れてしまい、千代の国が「つき手」という珍しい決まり手で勝ち星を挙げていた。花田氏は「いやぁ、二番続けてですよ。引くことはやはり良くないんですよね。引き方でもギリギリの苦し紛れに引くのではなく、相手が落ちるだろうなという時に軽くフッと引くというのが大事ですね」とコメントした。(ABEMA『大相撲チャンネル』)

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