<大相撲九月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館
横綱・照ノ富士が大関・貴景勝を上手投げで破り、12勝目を挙げた。新横綱として臨んだ九月場所で、優勝に王手をかけた。
照ノ富士と貴景勝の一番は、立ち合いから両者「バチン」という音と共に正面からぶつかっていった。まわしを取りにいこうとする照ノ富士の対し、貴景勝は重心を低くして中に入り込んでいこうとする。しかし照ノ富士は上手からまわしを取り、貴景勝は上手投げで大きく体勢を崩され、土俵を割った。
ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「照ノ富士落ち着いてましたね。でも貴景勝も良い相撲でしたね。立ち合い当たってからね、下から攻めていきましたけどね、それでも照ノ富士の落ち着きが目立ちましたね」と両者の取り組みを絶賛した。
照ノ富士を1差で追いかける3敗勢は、前頭十一枚目・遠藤(追手風)、前頭六枚目・阿武咲(阿武松)、前頭十枚目・妙義龍(境川)。遠藤は小結・逸ノ城(湊)に突き落としで敗れ4敗目を喫し、前頭六枚目・阿武咲も関脇・明生(立浪)に叩き込みで敗れ、優勝の可能性は消滅した。妙義龍は、大関・正代(時津風)を押し出しで破り、11勝目を挙げて千秋楽に望みをつなげた。
千秋楽で照ノ富士が大関・正代(時津風)に勝利すれば、2場所ぶり5回目の優勝となる。相撲ファンも「千秋楽頼むぞ!」「明日の千秋楽楽しみやな」などと期待を寄せていた。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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