前頭二枚目・霧馬山(陸奥)が、体重176キロの前頭十六枚目・千代丸(九重)を軽々と持ち上げ、豪快につり出しを決め、9勝目を挙げた。解説していた元横綱・若乃花の花田虎上氏は霧馬山のパワーを絶賛した。
巨漢で知られ、かつては体重194キロを記録していた千代丸だが、九月場所前の身体測定では176キロと大幅に減量。今場所では減量が功を奏したのか、動きの良さが光り、初日から3連勝を決めた。
しかし、千秋楽ではその体を軽々と持ち上げられた。立ち合い「バチンっ」という音とともに体からぶつかっていった両者だったが、霧馬山は千代丸のまわしを取り、相手に上手を与えず、最後は豪快につり出しを決めた。館内は大きな拍手に包まれた。
ABEMAで解説を務めた花田氏は「霧馬山が左上手を取って、さらに右下手を取ってという、自分の型でしたね。千代丸はまわしを取りにいってたんですけど、まわしを取る相撲ではないので、何も出来ませんでしたね」と振り返った。
決まり手となったつり出しについてコメントを求められると、花田氏は「軽々と持ち上げてるように見えますけど、千代丸がダイエットしたと言っても、176キロありますからね。それを、動きの中とはいえ、霧馬山は持ち上げているわけですから」と霧馬山のパワーを絶賛した。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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