首都カブールの掌握以降、イスラム主義勢力タリバンが影響を強めるアフガニスタン。混乱が続く中、現地から日本に向けたあるSOSが届いていた。受け取ったのは東京農工大学の大川泰一郎教授だ。
「元留学生の方からメールが届いたんです。ちょうど8月の下旬、カブールの空港で混乱があったときです。23日にメールが届きまして、内容が『日本に救出をお願いしたい』という内容でした」