将棋の対局では、盤上の戦いだけでなく、棋士の持ち物も注目されることがある。過去には藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が持ち込んだバッグについて、深浦康市九段(49)が「ゾウさんに見える」と指摘したことで、聞き手の女流棋士やファンを爆笑へと誘ったこともあった。その藤井三冠が9月30日に順位戦B級1組の対局で、横山泰明七段(40)と対戦。この横山七段が持ち込んだバッグがかわいいと、ファンの間で話題となった。
【動画】話題の「猫バッグ」
横山七段は、2002年10月に四段昇段。昨期は藤井三冠とともにB級2組で戦い、7勝3敗の成績で初のB級1組入りを果たした棋士。かつては振り飛車党だったが、2013年ごろから居飛車党に転向している。
昇級者同士の一局は、出だしの戦型も注目されるところだったが、その前に目に飛び込んできたのが、横山七段のバッグだった。中継していたABEMAで聞き手を務めていた飯野愛女流初段(34)が「かばん、見ました?すごくかわいい猫ちゃんです」と見つけると、解説の勝又清和七段(52)は「横山七段はキャラクターものが好きなんですよ。ペットボトル入れとかも、かわいいのが好きです。私は観戦記も取るんですが、何度も見たことがあります」と、横山七段にとっては定番アイテムだとした。
横山七段が座布団の横に置いたのは黒地に、子猫が手で飛車の駒を取ろうとしている「猫手飛車取り」の様子。ファンからも「にゃんこバッグが気になる」「かわいい!」「駒でじゃれる猫ちゃん」「萌えだな」と、コメントが殺到していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)