麻雀プロ団体「RMU」のトップリーグ戦「令昭位戦」Aリーグの最終・第13節が9月30日に行われ、河野高志が松ヶ瀬隆弥との大接戦を制し、令昭位戦史上初の連覇を果たした。
【動画】河野高志が連覇達成
最終節を首位で迎えていた河野だったが、2位の松ヶ瀬との差はわずかに3.1ポイント。残り4戦で全てが決まるといった状況で、この日を迎えていた。1回戦ではマイナスの2着ながらラスだった松ヶ瀬との差を広げると、続く2回戦ではトップでさらにリードを奪っていた。ところが3回戦で松ヶ瀬が大きくトップを取る中、3着になったことで逆転を許すことに。約20ポイントを追う最終戦となったが、前半からリードを奪うと、そのまま逃げ切りのトップ。再逆転で連覇を果たした。
試合後、河野は「3回戦目に3着になれて松ヶ瀬とのポイント差を抑えられたのが一つの肝だったかなと思います。来期からはリーグ戦の人数も増え、新たなシステムになりますのでまた応援よろしくお願いします」と、喜びを噛み締めていた。
【試合結果】
1位 多井隆晴 +54.4
2位 河野高志 +30.2
3位 松ヶ瀬隆弥 +10.3
4位 谷井茂文 ▲94.9
【最終結果】
1位 河野高志 +153.4
2位 松ヶ瀬隆弥 +130.4
3位 谷井茂文 ▲35.4
4位 多井隆晴 ▲58.2
◆令昭位戦Aリーグ RMU所属のトッププロ6人によるリーグ戦。年間13節、1人最大46半荘を戦い、最もポイントの高かった選手がその年の令昭位となる。9節終了時で1人脱落、第10節終了時にさらに1人が脱落。11~13節は上位4人、ポイント半分持ち越しで戦う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)