開幕戦勝利は松本吉弘 脱・若武者で新エース候補へ「最高のスタートが切れた」/麻雀・Mリーグ
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 開幕戦登板で今期初トップという大仕事を果たすと、晴れやかな笑顔で若きエース候補は今後の健闘を誓った。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月4日の第1試合、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)が強気の攻めを展開、四者並んだ南場にアガリを連発し、開幕戦を制した。

【動画】開幕戦で勝利した松本吉弘

 この試合の対局者は松本、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、KADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳(連盟)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びでスタートした。開始早々からリーチと仕掛けを駆使し、ライバルへプレッシャーをかける松本の今期初アガリは東3局、東を仕掛けてテンパイすると、打点は低いものの待ちの良さで岡田のリーチに真っ向勝負。ドラ五万のまたぎで超危険牌の七万も叩き切り、1100点のツモアガリで今期初アガリを決めた。

 松本はその後も攻撃的な手組みを続け、ライバルを圧倒した。南2局2本場に白を仕掛けると、白・ドラ1の2000点(+600点、供託2000点)を、今期からリーグ初参戦となる松ヶ瀬からアガってトップ取りへ名乗りを上げた。南3局にはチームリーダー多井隆晴(RMU)譲りの鋭い山読みを披露する。場に安いマンズに照準を定め、フリテンターツの五・八万を残すと見事に八万の引き戻しに成功。1・4・7筒の絶好の三面張で松本は力強くリーチ宣言、リーチ・ツモ・赤・ドラ・裏ドラの8000点をツモってトップ目に立ち、そのまま開幕戦の勝利を手に入れた。

開幕戦勝利は松本吉弘 脱・若武者で新エース候補へ「最高のスタートが切れた」/麻雀・Mリーグ
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 インタビューに訪れた松本は「最高のスタートが切れました」とほほ笑み、視聴者に向けては「32人全員必死に打ちますので、麻雀にかける思いを観てください」と語りかけた。これには視聴者も「これはベストバランス」「さすモッティ!」「本当に爽やか」「ひゅー!ないすー!まつー!」と称賛のコメントを投げかけていた。

 昨期ファイナル、チームは多井が5連投の末、惜しくも優勝に届かず。この際、松本は自分が起用されなかったことについては「行かせてくださいと言えなかった弱さに不甲斐なさを感じていた」として、「今期は『(ファイナルの最終局面でも)行け』と言われるような圧倒的な成績と内容で、勝ち切るしかない」と覚悟を決め、この開幕戦に臨んだ。その思いのまま持ち味を十分に活かし、掴んだこの勝利。リーグ唯一の3年連続ファイナル進出、優勝を渇望するチームのけん引者はリーグ男性選手最年少、若武者から進化する将来のエース候補、松本だ。

【第1試合結果】

1着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)3万3100点/+53.1
2着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)2万6000点/+6.0
3着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)2万3500点/▲16.5
4着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)1万7400点/▲42.6

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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