鈴木たろう、開幕日&誕生日で“新ゼウス”披露 抑え気味の麻雀で初勝利/麻雀・Mリーグ
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 待ち焦がれた開幕日で、見事にバースデートップの獲得だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月4日の第2試合で赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)が今期初勝利。過去2シーズンの悔しさを晴らし再度の戴冠へ、上々の滑り出しをみせた。

【動画】ニコニコ笑顔の鈴木たろう

 この試合の対局者は鈴木、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)という並びでスタート。鈴木は東1局に松ヶ瀬の満貫の親被りで失点スタートとなるが、東2局に満貫をツモり返してトップに肉薄。東4局は自風のドラ南をポン、堀から満貫をアガってリードした。

 南4局1本場に日向の親満貫でトップをマクられるも、“ゼウス”の生命力はまだ十分に残っていた。南4局2本場、鈴木は好配牌をまとめ出アガリ5200点、ツモなら満貫で親の日向を再逆転する手にこぎつける。7・8索の並びシャンポンという待ちの悪さから「まだ最終形じゃない」とクールな判断を下すと、手変わりと日向からの出アガリだけを見据えてダマテン。堀、松ヶ瀬からは見逃すと決めて息をひそめると、日向から7索が出てタンヤオ・赤・ドラの5200点をアガり“デバサイ(出場所最高)”のトップ。開幕カードで今期初勝利を決めた。

鈴木たろう、開幕日&誕生日で“新ゼウス”披露 抑え気味の麻雀で初勝利/麻雀・Mリーグ
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 インタビューでは自身の48回目の誕生日に話題を振られ「誕生日だからプレゼントもらえたなって気持ちですね」と笑顔。開幕前には「4着回避率1位」を掲げた通り安定感抜群の冷静な打ち回しに満足げだった。今年48歳の抱負は「1年間冷静に打つ」と改めて宣言すると、視聴者からは「余裕があるね」「たろさん強いなら、ドリブン安泰やな」「本当にすばらしい。最高のインタビューだね」とコメントが投稿された。

 昨期は一年を通して“ゼウス”らしさが鳴りを潜め、自身でも「あまりぱっとしない1年」と語るシーズンだった。初年度の優勝から3年、その後に加入した他チームの新人選手も華々しく活躍をみせるなかで、今年こそリベンジの思いはどのチームにも負けないものがある。

 締めくくりで鈴木は「もともとヤンチャな打ち方しかできないんで。いかに自分を抑えられるか。抑えられなくなることもあると思うんですけど、それはそれで楽しんでもらえたら嬉しいと思います」と語り、今後も“らしさ”は失わず、ゼウスと呼ばれる攻めの強さを披露することも視聴者に期待させていた。

【第2試合結果】

1着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)4万点/+60.0
2着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)3万5400点/+15.4
3着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)1万4900点/▲25.1
4着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)9700点/▲50.3

【10月4日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +68.5(2/90)
2位 赤坂ドリブンズ +43.5(2/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ±0.0(0/90)
4位 TEAM雷電 ±0.0(0/90)
5位 U-NEXT Pirates ±0.0(0/90)
6位 セガサミーフェニックス ±0.0(0/90)
7位 EX風林火山 ▲44.3(2/90)
8位 KADOKAWAサクラナイツ ▲67.7(2/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 日程

12月15日(月)
  • EX風林火山
  • 赤坂ドリブンズ
  • セガサミーフェニックス
  • 渋谷ABEMAS
12月16日(火)
  • 赤坂ドリブンズ
  • KADOKAWAサクラナイツ
  • U-NEXT Pirates
  • TEAM RAIDEN / 雷電
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