自民党の岸田文雄新総裁が4日午後、衆院本会議で行われた首班指名選挙で第100代総理大臣に選出された。
官房長官には細田派から松野博一氏、経済産業大臣に萩生田光一氏、9年間務めた麻生財務大臣の後任には鈴木俊一氏、総裁選を争った野田聖子氏は少子化担当大臣に起用。新型コロナ対応を所管する厚生労働大臣に後藤茂之氏、経済再生担当大臣には山際大志郎氏、ワクチン接種担当には衆議院・当選3回の堀内詔子氏が抜擢された。経済安全保障担当の小林鷹之氏、デジタル大臣の牧島かれん氏も同じく当選3回だ。全20閣僚のうち初入閣は13人。平均年齢61.8歳、女性の入閣は3人だった。