Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」10月7日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はTEAM雷電に新加入した本田朋広(連盟)。北陸・富山の地から、地元の期待を背負って麻雀界の頂点とも言われるMリーグで、ついに初陣を飾る。朗報を仲間たちに届けられるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ABEMASvsドリブンズvs雷電vsフェニックス
本田は近年、各大会での活躍も目覚ましく、またオフ期間に行われたEX風林火山のオーディションでも準優勝。Mリーグでも十分に活躍できる力を証明したところで、ドラフト会議でTEAM雷電から指名を受けた。萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲と、同じ日本プロ麻雀連盟の3人に加わる形でユニフォームに袖を通したが、その整ったルックスと真っ直ぐな麻雀でスポットライトを浴びる気持ちは十分だ。
新参者の前に立ちはだかる3人は、全員がMリーガー歴3年の選手ばかりだ。赤坂ドリブンズの村上淳(最高位戦)は昨期、個人8位。攻守のバランスもよく、仕上がった時に力強く「リーチ」と宣言してきた時のプレッシャーは、相手にとっても脅威そのものだ。
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)も昨期10位とベスト10入りを果たし、ポイントは+109.7と3ケタプラス。こちらも攻撃型、守備型という偏りはなく、巧みに打ち回す印象だ。チームの中堅選手ではありながら、今期はさらに大きな結果を出すべく、開幕前から気合が入っている。
昨期はマイナスに沈んだセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)だが、実績・経験は文句なし。ベテランながらスケールの大きい麻雀は、華やかさまで備えている。今期も初戦からドラマチックなツモで、相手を圧倒、ファンを魅了しそうだ。
【10月7日第1試合】※成績は2020シーズン
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦) 個人8位 +122.9
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人10位 +109.7
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人18位 ▲46.7
TEAM雷電・本田朋広(連盟) 新加入
【10月5日終了時点での成績】
1位 TEAM雷電 +109.0(2/90)
2位 渋谷ABEMAS +68.5(2/90)
3位 赤坂ドリブンズ +43.5(2/90)
4位 U-NEXT Priates ▲2.5(2/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲29.4(2/90)
6位 EX風林火山 ▲44.3(2/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲67.7(2/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲77.1(2/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





