岡田准一と松下洸平が7日、都内で行われた映画『燃えよ剣』（10月15日公開）のヒット祈願イベントに山田涼介、尾上右近と参加した。
朝ドラ『スカーレット』出演をきっかけにブレイクした松下に岡田は「僕らとしてはこの映画で売れる予定だったのに、コロナ禍で公開が延期になったことでその前に売れた。撮影中に松下君が『この作品の後に朝ドラに出るかもしれない』と言っていたので、僕らの中では『これは売れるぞ！』と。そのプランが崩れました」と告白。その松下は「撮影中に岡田さんから『あとは売れるだけだね！』と言っていただきました。まさかこんなキラキラしたところに自分が立てるとは思っておらず、ビックリしています」と朝ドラ効果に驚いていた。
また映画の内容にちなんで「カッコいい男の定義」について聞かれた松下に「“つよがり”でしょ？」と岡田が謎のパス。これに松下は「それは僕のメジャーデビューシングル！」とまさかの楽曲いじりに大慌て。さらに岡田は「カッコいいと思う男」に松下のことを挙げて「家に何の絵を飾っているの？とさっき聞いたら『自分で描いた絵ですね』と…。これですよ！」とニヤリ。連続してのいじりに赤面の松下が「暑い！上着を脱いでいいですか？」とタジタジになると、すかさず岡田は「あれ？強がっているの？」と愉快そうに再び楽曲いじりをしていた。
そんな岡田は撮影の思い出を聞かれると「僕の花粉症が『燃えよ剣』の撮影で始まりました。まさに花粉元年」と告白。これに松下が「岡田さんは撮影中おもむろに袖口に手を入れて…鼻炎薬を取り出して鼻にシュッシュ！とやっていました」と証言すると、岡田は「袖口のほかにも腰元に隠す手もあるよ。撮影中はずっと鼻炎薬が入っていました」と花粉症との戦いを振り返っていた。
取材・文・写真：石井隼人
