おいおい勘弁してくれよ、そんな心の声が聞こえてきそうだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月7日の第2試合、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の鳴きによるテンパイの手に放銃、その際の困惑した顔がアップになり、視聴者が盛り上がった。
【動画】困惑する多井隆晴
東2局1本場、7巡目に二・五万の先制リーチをかけた多井。巡目の早さや待ちも不満のないリャンメン待ちということで、アガリへの期待は十分といったところ。しかし下家に座っていた園田は、簡単にはツモらせないぞという思いを得意の鳴きで示してきた。
多井はリーチ後にツモ切った1筒と4索を立て続けにチーされ、最後は無筋の三万も通されてめくり合いへ発展。その後、すぐに多井はロン牌の四万を持ってきてしまった。開かれた手は發・赤ドラ2の3900点(+300点、供託1000点)。これを確認すると、多井は「それ、どうゆうこと…?」といった困惑の表情。すぐに悲しそうな目をしながら、点棒を支払った。
この様子を見た視聴者は「たかちゃん泣かないでー」「多井の顔よ」「悲しそう」と傷心の多井に寄り添うコメントを投稿したり、「たかはるめっちゃ嫌がってて草」「ソーっと渡すなw」「おこはる」「顔含めて芸術点高い」など、思い思いの感想を書き込んだりしていた。
ファンに対して「試合中の感情を隠す必要はないと思っている」と常々語っている多井。この試合も思う存分“らしさ”を発揮しながら戦い、その表情や仕草にファンも楽しみを見出していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)