Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」10月8日の第1試合に出場する4選手を発表した。この試合では3選手が2021シーズンの初戦。前年活躍した選手、苦戦した選手、それぞれ気持ちを新たに、好スタートを目指す戦いだ。
【中継】大和証券Mリーグ サクラナイツvsPirates vs麻雀格闘倶楽部vs風林火山
昨年は個人MVPにあと一歩と迫る大活躍だったKADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎(連盟)。チームもリーグ2位と、どちらもあと頂点まであと1つという目標が残ったことで、今期にかけるモチベーションも非常に高い。さらに今期は役満をアガることも目指しており、自身開幕戦からいきなり飛び出す可能性もある。
KONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり(連盟)は、雪辱に燃えるシーズンだ。一昨年はしっかりとプラスを作れたが、昨期は▲246.0と苦しんだ。シーズン中、迷いも見える打牌があっただけに、今期は最初からフルスイングで相手を打ち抜きたいところ。チームを抜けた先輩2人にとって、高宮の勝利が何よりの報告だ。
U-NEXT Piratesの石橋伸洋(最高位戦)も、厳しい決意を持ってシーズンを迎えている。ポストシーズンでこそ活躍はあるが、レギュラーシーズンでのマイナスが続き、契約についてもシビアな位置にいるという自覚がある。チームも今期5位以下なら、自動的に選手の入れ替えが必要になるが、そんな不安も吹き飛ばすのは自分の力だ。
EX風林火山の松ヶ瀬隆弥(RMU)はチーム開幕日をいきなり連投で任され、早くも今期3戦目。早く1勝を挙げて、Mリーグの水に慣れさせるといったようなチームの方針か。実力は他のMリーガーも認めるところだけに、初勝利が欲しいのは誰よりも本人だ。
【10月8日第1試合】※成績は2020シーズン
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 新加入
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人2位 +468.7
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人25位 ▲246.0
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人24位 ▲189.9
【10月7日終了時点での成績】
1位 TEAM雷電 +131.8(4/90)
2位 渋谷ABEMAS +62.3(4/90)
3位 赤坂ドリブンズ +20.8(4/90)
4位 U-NEXT Pirates ▲2.5(2/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲29.4(2/90)
6位 EX風林火山 ▲44.3(2/90)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲67.7(2/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲71.0(4/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





