新しいヒロインの誕生に、Mリーグファンが大いに沸いた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月8日の第2試合にKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)が初登板。新人らしからぬ積極的な攻めを展開し、またインタビューでは声優らしくかわいいアニメ声も出て、視聴者の心を鷲掴みにした。
【動画】伊達朱里紗、笑顔のインタビュー
この試合、全13局の中で伊達はリーチ3回、そして鳴き仕掛けは5回と、大半の局面で攻め続け、ライバル3者にプレッシャーをかけた。道中、持ち点は4万点を越え、5万点以上を持って逃げ切りたいトップ目KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)に肉薄するほどの活躍もあった。試合結果はデビュー戦としては上々の2着、チームにプラスのポイントを持ち返ることに成功した。
試合後、インタビューに呼ばれた伊達は「楽しすぎました、良いのも悪いのもいっぱいあったと思いますが、『わー、楽しい!』って思いながら、とても幸せでした」と満面の笑み。デビュー戦の緊張については自覚があったようで「『わあ、緊張しとる!』って思いました」と、兵庫県出身の方言と共に戦いを振り返った。
大物手を連発、トップに近づき大逆転というところまで見せ場はあった。EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)のリーチに対して攻めた結果、1万2000点を放銃し、初トップはお預けとなったが、それについても「トップを取るなら(相手のリーチへの勝負も)チャレンジしたいなと思って」と、決して後悔はないといった様子。
今後に大きく期待がかかるルーキーに視聴者からは「強くてかわいい」「伊達さんすばらしい!」「伊達ちゃん凄かったー!!」「いいよおおおおおおおおお」とエールが飛び、また伊達は声優兼プロ雀士ということもあり「声優だから言葉も聞きやすいな」「声かわゆーーー」と、そのかわいらしいアニメ声にも高評価の声が届いていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)