【米大リーグ】レイズ6-14レッドソックス(10月8日・日本時間9日/フロリダ)
初戦をレイズが5-0の完封勝利で飾ったア・リーグの地区シリーズ2戦目は、両軍合せて28安打、7本塁打、20得点が飛び出す乱打戦となった。なかでも、レッドソックスの2-0で迎えた1回レイズの攻撃、ルプローが放った逆転のグランドスラムは、ファンはもちろんのこと、選手や監督も大興奮の驚弾となった。
【動画】ベンチでも大興奮のルプロー
レイズの先発・バズの不安な立ち上がりにつけ込む形で、四球と連打で作った好機をものにし、2点を先取したレッドソックスの先発マウンドに登ったのは、今季5勝の長身左腕・セール。しかしこのセールに、初回からレイズ打線が襲いかかる。先頭のアロサレーナがまずレフト前ヒットで出塁すると、続く2番フランコもライトへのヒットで、いきなり無死一、二塁に。3番のB・ロウは三振に倒れるものの、4番クルーズは四球を選んで満塁となり、続く5番のディアスがライトへのタイムリーで1点を返すと、レイズベンチとスタンドは早くも盛り上がりを見せた。