【米大リーグ】ドジャース0-1ジャイアンツ(10月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)
ナ・リーグの地区シリーズ第3戦が行われ、ジャイアンツが1-0の接戦をものにした。ドジャース先発のシャーザーは7回を3安打1失点と10奪三振と好投したものの打線の援護に恵まれず敗戦投手となった。この試合序盤、当初から吹いていた強風にシャーザーがあおられ、投げられなくなる不運もあった。
【動画】強風で大きな投手がフラフラ
ドジャースの先発は、これまでサイ・ヤング賞に3度選ばれている“現役最強右腕”マックス・シャーザー。今季途中にナショナルズから移籍してくると、ドジャース移籍後12先発で7勝0敗、防御率1.98と圧巻の成績を残し年間でも15勝をあげている。そんな百戦錬磨のベテランが、この試合ではスタジアムに吹き荒れる強風に苦しめられた。
試合開始前からドジャー・スタジアムのチャンピオンフラッグを激しくはためかせていた強風は、プレイボール後も止む気配がなく、シャーザーは先頭打者から制球が定まらない。そしてカウント2-1からの4球目、投球モーションに入ったシャーザーは足を踏み出す寸前によろめくと、モーションを途中で止めることになってしまった。解説を務める元メジャーリーガーの川崎宗則氏は「強風がぎゅって吹くんですよ」と風の影響だとしたうえで、「強い風だけじゃなく、弱い風が吹いたり強い風が吹いたりする。今シャーザーがよろけたのも、足を上げた瞬間にびゅっと強い風が吹いてバランスを崩したので投球をやめました」と状況を説明した。
画面を通しても強さがわかるほどの風に、ABEMAのコメント欄でも「立ってらんなそう」「いや、風やばすぎる」「これ試合できる環境かw」「シャーザーのユニフォームで風の強さがわかる」「ユニフォームめちゃくちゃ揺れてるw」「こりゃ投げれんw」「大丈夫か?シャーザー」と言及する声が多くあがり、「マリンスタジアムでやってるみたい」「日本で春一番が舞ってる時に野球やるようなもの」といった見解も見られた。また、「ボークにはならんの?」とシャーザーが投球モーションを止めたプレーに対し疑問を投げかける声もあったが、球審をはじめ審判団は特に何も指摘していない。不可抗力で投球ができなくなったことが明らかなほどの風だったということだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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