将棋の叡王戦段位別予選(四段戦)が10月15日に行われ、山本博志四段(25)が伊藤匠四段(19)に122手で勝利した。山本四段は、四段戦決勝に進出を果たした。
【中継】叡王戦予選 山本四段-伊藤四段
先手の伊藤四段が居飛車、後手の山本四段が三間飛車の対抗形で始まった一局は、互角の中盤から角交換が入ると、端に寄った伊藤玉を山本四段が強襲してリード。一時は伊藤四段が金3枚で玉の周りを囲って粘ったものの、最後まで優勢を保った山本四段が押し切った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。14人が参加する四段戦は優勝者が本戦に進む。昨期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)