どうしてそれが止まるのか…。“夢芝居”の新しい形に視聴者も騒然となった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月15日の第2試合でセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が跳満をテンパイするも、危険牌を引いてビタ止め、迂回してテンパイ復活という流麗なパフォーマンスを見せた。
【動画】近藤誠一のミラクルセーブ

 場面は東3局2本場、近藤はラス目からの浮上を目指し、白をポンして、跳満のテンパイを果たした。待ちは南とドラの8索。そのうち、南は白ポンの前にスルーしている牌であり、誰が持ってきても止まりようがない。忍耐力が求められる高度なスルーに視聴者は「これで南が止められない!」「なかない胆力凄いわ」「誠一すげー、見習いたい」と沸き立った。