解説者も「切り間違えましたよね!?」と驚愕 近藤誠一が見せた神守備 跳満捨て当たり牌をピンポイントブロック/麻雀・Mリーグ
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 どうしてそれが止まるのか…。“夢芝居”の新しい形に視聴者も騒然となった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月15日の第2試合でセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が跳満をテンパイするも、危険牌を引いてビタ止め、迂回してテンパイ復活という流麗なパフォーマンスを見せた。

【動画】近藤誠一のミラクルセーブ

 場面は東3局2本場、近藤はラス目からの浮上を目指し、白をポンして、跳満のテンパイを果たした。待ちは南とドラの8索。そのうち、南は白ポンの前にスルーしている牌であり、誰が持ってきても止まりようがない。忍耐力が求められる高度なスルーに視聴者は「これで南が止められない!」「なかない胆力凄いわ」「誠一すげー、見習いたい」と沸き立った。

 これに対して親の瀬戸熊が二・五万待ちでリーチをかけてきた。ここで近藤が掴んだのは五万。解説の渋川難波(協会)が「これは止まるわけが…」と口にした直後、近藤はこの跳満に未練を残さず南を切り飛ばした。これに面食らったのは渋川で、「止まった!切り間違えましたよね、おかしいでしょ止まったら、跳満ですよ!止まるの!?」と、目の前に起きた出来事が信じられないといった様子。そして次巡、近藤はその五万に四万をくっつけてテンパイ復活。フリテンにならない三・六万待ちとなり、この牌の巡り合わせ、そして何より近藤の神がかった打ち回しに視聴者は大興奮となった。

 その後、流局直前に近藤は赤5索を掴む。渋川はここで「五万が止まった人はここも止まる。これで5索を押したら(場が)見えすぎですよ」と説明するも、近藤は手の内の黒と入れ替え、瀬戸熊に勝負した。これに渋川は「イリュージョン、重厚にもほどがある」とあっけに取られていた。

解説者も「切り間違えましたよね!?」と驚愕 近藤誠一が見せた神守備 跳満捨て当たり牌をピンポイントブロック/麻雀・Mリーグ

 ロン牌を止めて、それ以外の危険牌を見事に通して、近藤はテンパイを取り切った。この場面、視聴者からは「マジでトッププロやな」「こういうのみてるとプロってすげぇって思う」「何が見えてるん?」「この牌譜を漫画に出したら怒られるわ」「神回確定」と賛辞が多数投稿された。

 これまで近藤は役満・大三元のアガリや、昨期終盤に見せたオーラス大逆転の倍満などでファンを沸かせてきた。その度に“夢芝居”という言葉を添えられてきたが、この日見せたビタ止め、そしてテンパイ復活から流局までの流れもまさにそれ。まさにトッププロと呼べる卓越した牌さばきに、視聴者は流局後しばらくしても、余韻に浸っていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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