将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝第1局が10月16日に行われ、豊島将之JT杯覇者(竜王、31)が渡辺明名人(棋王、王将、37)に215手で勝利した。豊島JT杯覇者は藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)と永瀬拓矢王座(29)の勝者と決勝で対戦。連覇に王手をかけた。
【中継】「将棋日本シリーズ」準決勝第一局 豊島将之JT杯覇者 対 渡辺明名人

 自身3度目の優勝を目指していた豊島JT杯覇者は、序列1位の渡辺名人と先手番から角換わりの将棋に挑むと、序中盤からリードを奪ったものの、終盤にはもつれにもつれて相入玉。持将棋、指し直しまで見えたところを豊島JT杯覇者が落ち着いた指し回しを崩さず、24点以上を維持。渡辺名人の点数が届かなくなり、200手を超える熱戦に決着がついた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)