今後達成されるかわからない偉業が、ついに実現した。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月25日の第1試合で、姉妹でMリーグに参戦する二階堂姉妹の姉、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)がデビュー後2戦目で初トップを獲得。妹の二階堂亜樹(連盟)と合わせてリーグ史上初の姉妹トップを記録した。中継を視聴していたファンからは、試合後に多数の称賛コメントが投稿され、改めてその絶大な人気を示した。
【動画】二階堂瑠美、初トップでホッとした笑顔
瑠美のデビュー戦は悔しいラスで、瑠美オリジナルともいえる独創的な打牌には多くの声が投げかけられた。しかし、外からの声が大きいのは人気者の宿命。Mリーグの舞台においても瑠美は、これまで多くのタイトルを獲得してきたフォームは変えない。この日も高打点の手組を重ね、跳満3連発というインパクト特大の結果で勝利を手繰り寄せた。
そして達成した姉妹での勝利。そもそも姉妹でのMリーグ自体が初だ。亜樹は「これからも姉妹でMリーガーはなかなか出ないかもしれない」と開幕前に語っていた。競技麻雀にスポンサーがほとんどおらず、冷遇されてきた時代をトップランナーとして駆け抜けてきた姉妹が、設立4年目を迎えたMリーグで、新たな記録を作ったことにファンも感動。第1試合の終了直後から「おめでとぉおおおお!!!!!!!」「やっぱり華あるわ瑠美プロ」「初トップおめでとうございます」と祝福の声が飛んでいた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







