28日、12月4日にエディオンアリーナ大阪で行われる「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」の対戦発表記者会見が行われ、スーパー・ウェルター級タイトルマッチで和島大海（月心会チーム侍）と対戦することが発表された現・K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル（PURGE TOKYO）が「今回をK-1のラストマッチにしたいと思っている」と述べ、大阪大会がK-1でのラストファイトとなることを電撃発表した。
木村は冒頭、和島とのフェイスオフで応じない和島の右肩を押して自らの方へ顔を向け、その後、首元をど突くなど一触即発のムードを作ったが、冒頭マイクを握ると穏やかな声で「ファンの前で久しぶりに試合をできるのが楽しみで、待たせた分、すごく面白い試合をしようと思っています」と話すと、突然の報告になってしまうけど…と前置きしたうえで「今回をK-1のラストマッチにしたいと思っています。K-1の魅力、面白さを存分に詰め込んだ最高の試合にしようと思っています」と意気込みを語った。
また木村は「ここまでK-1で戦ってきて人生に意味を見出せたし、めちゃくちゃファンの支えもあり、良い格闘家人生を作れた。でも、これからは次のステージが待っている。次のステージに進みたいので、タイトルマッチをバシッと勝って次のステージに進みたい。格闘家としての木村“フィリップ”ミノルのキャリアは続く。これからも格闘家として突き進んでいく。男として生まれた以上、もっと上を目指すのは当たり前。僕はここで止まっている人間ではない。次のステップに進むタイミング」と続けた。
なお、次のステージについては「正式に決まってから発表する」と話すにとどめた。
