日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第8節A卓が11月2日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、麓征生が接戦ながら1人浮きの卓内トップを取った。

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 成績下位の4選手が降級となるA2リーグで、降級圏内にいた麓だったが、今節は奮闘。1回戦トップからスタートすると、2回戦以降も2着、3着、2着とラスなし。4人が1回ずつトップを分け合ったものの、マイナスポイントを最小限で食い止めた麓が、約30ポイントの加点に成功し、暫定順位を12位と降級圏を脱出した。「現状の順位よりも、とにかく自分のポイントを増やすことが第一です。残留に向けて次回も精一杯頑張ります」と、まだ続く苦しい展開を前に、気を引き締めていた。

【試合結果】

1位 麓征生 +29.8
2位 ダンプ大橋 ▲7.6
3位 仁平宣明 ▲11.0
4位 客野直▲11.2

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル

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