「安くなるタイミングがある」金券ショップで“安活”極める達人たち
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 新型コロナウイルスの急激な感染拡大が収まり、経済活動が活発化するなか、“庶民の味方”金券ショップにも変化が起きている。

【映像】達人たちの金券購入の仕方

 都内にある金券ショップを訪れると、ディスプレイにはたくさんの金券が並んでいた。従業員の久保田ありささんによると、新幹線の切符購入が多く、会社員が出張などで使用しているという。

 金券ショップに、客が戻ってきた今、お得な交通チケットの価格に変化が起きている。

 店頭で何やら作業をしている従業員。話を聞いてみると、安く販売していた分が売り切れたため、価格変更の作業をしているという。

 久保田さんは「東京〜新大阪で言いますと、大体一番安い時で1万円ちょっと下回るぐらいの金額まで下がったと思います。現在ですと、1万3300円なので、大体3000円ほど戻ったと思います」と説明する。

 人の動きが活発化した分、コロナ禍で落ちた売り上げも回復し、チケット価格も上昇している。久保田さんによると、一番ひどい時は4割程下がったようだが、それは徐々に戻りつつあるとのことだ。

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 緊急事態宣言が解除され、人の流れが回復してきた金券ショップ。その活気とともに帰ってきたのは、“金券ショップの達人”たちだった。

 金券ショップが大好きで、通いつめること20年以上という達人Aさん(仮名)。「居酒屋チェーンの“株主優待券”を安く買って定価で割り勘すると、少し儲かるんですね(笑)優待券で2〜3000円分安くなるのかな」と魅力を嬉しそうに語る。Aさんは、株主優待券の利用で1人から2人分の代金が浮き、年間で最大3万円くらい浮いたこともあったという。

 次に、達人Bさん(仮名)がオススメするのは、“航空会社の株主優待券”だ。「半額とかで(飛行機に)乗れるようなやつで。それを“期限ギリギリ”で買ったので、けっこう安いお値段で。(浮いた分を)美味しいものに使ったり、食べるものに使ってます」と笑顔で話す。

 そして、“金券の達人”たちが口をそろえて勧めたのは、“期限ギリギリ”の金券だった。達人Cさん(仮名)によると、期限が近づくとさらに安くなるそうで、こまめに覗きに来ることをアドバイスしてくれた。

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 また、お目当ての金券を探しにエリアを跨ぐ猛者の姿もあった。達人Dさん(仮名)は「新橋だと何軒周って、あと同様に新宿のほうでも何軒もあって、ぐるぐる周って、一番安いところで、安いものを買う。お安くお買い求めするということで、“安活(あんかつ)”」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)

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