書籍の内容をイラストや図を使って要約、数枚の画像にしてSNSにシェアする、いわゆる“図解投稿”。Twitter上には、「忙しくて本なんて読んでいる時間がないので助かる」と歓迎する声も少なくない。
 これまで約170冊の書籍の“図解投稿”を行ってきたと話すしまやすさんは「昔の本屋でいう立ち読みみたいな、情報を一口、二口かじってみて買いましょうと。それが図解。“ファストコンテンツ”として、書籍にもニーズはあるのかなと感じている」と話す。実際、“ネタバレ”の懸念よりも宣伝効果に期待している出版社もあるといい、「一部の出版社のアカウントにリツイートしていただいたり、“拡散して頂いてありがとうございます”とコメント頂いたりすることもあるので、販促の施策として受け入れられている部分もあるのかな」と明かした。