藤井聡太三冠、勝てば最年少四冠の一局も自然体「スコアよりもいいパフォーマンスを」/将棋・竜王戦七番勝負
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 将棋藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が11月12日からの竜王戦七番勝負第4局で、最年少での四冠をかけた戦いに挑む。第1局から3連勝を果たし、あと1勝すれば竜王奪取に成功。最高峰タイトルを手にするとともに、羽生善治九段(51)が持つ22歳9カ月を大幅に更新、19歳3カ月での四冠達成となる。対局前日に行われたインタビューでは「スコアを意識するというより、一局一局でよいパフォーマンスを出したいです」と落ち着いたコメント。盤石の強さで大一番を制し、新たな歴史を作り上げるか。

【中継】第34期 竜王戦 七番勝負 第四局 1日目 豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠

 第1局は逆転勝利、第2局と第3局はリードしてから逆転を許さない快勝で、土付かずのまま竜王奪取に王手をかけた。初対戦から6連敗を喫した豊島竜王にも、気づけば通算でも12勝9敗と白星が3つ先行。今年度は3つのタイトル戦を含め、計14局指したが、11勝3敗と圧倒している。第3局について「中盤、うまく手を作られて少し押されている場面が長かったかなと思うんですが、そのあとうまく攻めをつなげる形になりました」と、勝因を振り返るが、油断はない。「ここまで3局指して、結果は幸いしていますけど、内容的には課題も見つかったので、そういった課題を修正しつつ、いい内容にしていければいいなと思います」と、内容の充実について求めるレベルはさらに高い。

 昨年度、棋聖、王位と続けてタイトル奪取に成功し、タイトルホルダー4人となる「4強時代」に入った。ただ、それから1年後、8つあるタイトルのうち半数を藤井三冠が占めようとしている。この一局が本格的な「藤井時代」の到来を告げるものになるか。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第34期 竜王戦 七番勝負 第四局 1日目 豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠
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【中継】第34期 竜王戦 七番勝負 第四局 1日目 豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠(マルチアングル放送)
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藤井聡太三冠、勝てば最年少四冠の一局も自然体「スコアよりもいいパフォーマンスを」/将棋・竜王戦七番勝負