日向藍子、待望の今期初勝利なるか 安定感抜群の愛されママ雀士/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」11月12日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、渋谷ABEMASの日向藍子(最高位戦)。過去全てのステージでプラスポイントを積み上げてきた愛らしいママ雀士が、そろそろ復活の狼煙をあげるか。

【中継】大和証券Mリーグ ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsPirates

 日向は個性的な3人の男性メンバーに溶け込み、チームの雰囲気を楽しく盛り上げるムードメイクに長けた選手。卓上では守備メインの打牌選択をしつつ、チャンスではしっかりアガるタイプで、特大トップこそないものの計算しやすいつなぎ役でもある。今期は5戦してまだトップがなく、マイナスも3ケタに到達してしまったが、まだ慌てる時期もない。気分を入れ替えるために、まずは初トップを手にしたい。

 今期からMリーグに参加したKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)だが、その堂々たる打ち回しを見せる度に評価が上がっている。日向と同じく5戦に出場しトップ1回、2着1回、3着3回とラスなし。トータルでもプラス域を維持している。攻める時は攻める、守る時は守ると、メリハリのきいた麻雀は玄人好み。2勝目を手にする未来は、そう遠くない。

 開幕から好調を持続しているのはU-NEXT Piratesの朝倉康心(最高位戦)。今期、チームのキーパーソーンとされているが、この試合で早くも今期8戦目。過去7戦でトップ1回、3着2回だが、2着4回、ラス0回という高いレベルでの安定感が光っている。冷静な戦いぶりの中に強い意志も感じさせる打牌には、今期にかける覚悟も見える。

 チーム4連勝で一気に順位を上げてきた赤坂ドリブンズからは鈴木たろう(最高位戦)が出場する。鈴木、園田賢(最高位戦)、村上淳(最高位戦)、園田と、通称「おじさんず」の3人で作り上げた連勝は、自分の番で止めたくはない。大きなトップが取れれば一時は300以上あったマイナスポイントも完済できるだけに、チャンスが訪れれば果敢に攻めに回るだろう。

【11月12日第1試合】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦) 個人13位 +40.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟) 個人17位 +13.9
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人29位 ▲135.7
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人7位 +75.1

【11月11日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +480.7(24/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +95.3(22/90)
3位 U-NEXT Pirates +23.8(22/90)
4位 渋谷ABEMAS ▲31.0(22/90)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲39.0(24/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲62.7(22/90)
7位 TEAM雷電 ▲222.9(24/90)
8位 セガサミーフェニックス ▲244.2(24/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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