コロナ禍で「神経性やせ症」の子ども増加も…治療薬なし 臨床心理士が語る“自分と向き合いすぎ”問題 ABEMAヒルズ 2021/11/17 06:30 拡大する 先月、国立成育医療研究センターが、新型コロナウイルス感染症流行下の子どもの心の実態を調査した結果を公表した。 本調査には、全国26医療機関が参加。新型コロナ流行前の2019年度と比較し、2020年度では「神経性やせ症」の初診外来患者数が約1.6倍、新入院者数が約1.4倍に増加していたことがわかった。【映像】コロナ禍で子どもの“拒食症” 新規患者増に(画像あり)※冒頭〜 また、子どもの心の診療ネットワーク事業拠点病院から、コロナ禍で神経性痩せ症の患者が重症化し「入院期間が延びている」といった報告もあり、摂食障害の病床充足率について回答があった5施設のうち、4施設で病床使用率が増加していた。摂食障害を治療できる特定の施設に入院患者が集中しているだけでなく、新型コロナウィルス感染者への病床数を増やしたことで、摂食障害を持つ患者の対応ができなくなったことが影響している可能性も考えられるという。 続きを読む 関連記事