<大相撲十一月場所>◇七日目◇20日◇福岡・福岡国際センター
気合がみなぎっていた。前頭十四枚目・千代の国(九重)が前頭十七枚目・松鳳山(二所ノ関)を押し出しで破った一番は激しい取組みとなり、館内が沸いた。敗れた松鳳山が勢いよく土俵外に落下したことを受け、視聴者からは「お客様 大丈夫ですか??」と心配する声が寄せられた。
7場所ぶりに幕内へ返り咲き、ご当所場所に臨むこととなった松鳳山。一方の千代の国は前日の前頭十三枚目・栃ノ心(春日野)戦でも白熱した一番を繰り広げ、福岡を沸かせていた。立ち合いの直後から激しい突っ張り合いを繰り広げた両者。気迫溢れる攻防戦が続いたものの、松鳳山が引いたところをすかさず前に出ていった千代の国が攻め切り、そのまま土俵の外へと押し出して4勝目を挙げた。敗れた松鳳山は6敗目を喫した。
ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「良い相撲でしたね」とコメントしつつ、「千代の国は相手の動きをよく見ながら、下から下から攻めてましたね。一方の松鳳山は連日腰が高い。基本に忠実に、下から攻めるような相撲を心がけて欲しいですね」と指摘していた。
土俵を割った瞬間、悲鳴のような声も鳴り響いた。両者の熱戦を受け「激しい相撲!」「ぎゃあああああああ」「めっちゃ激しい」などの興奮気味の声がコメント欄にも寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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