堀慎吾の“魔眼”が開く 人外の選択で個人3勝目 解説者も「説明がつかない強さ」/麻雀・Mリーグ
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 卓の外からすべてを見ているかのような、恐るべき“魔眼”の力だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」11月22日の第1試合、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)が攻守に抜群のバランスで今期3勝目を獲得、“ポイントゲッター”としての実力を思う存分見せた試合内容に、視聴者も絶賛の嵐となった。

【動画】快勝を振り返る堀慎吾

 前回19日の試合ではチームのプリンス、内川幸太郎(連盟)が同日2勝をゲット、堀はその日の第2試合で登板予定があったものの、それを譲っていたことがこの試合後に明かされた。十分に力を溜めて臨んだこの試合はTEAM雷電・本田朋広(連盟)、U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、堀の並びでスタートした。

 堀は東2局3本場、鳴きで満貫をツモって微差のトップ目へ立つ。この試合、“至極の一局”として挙げたのは東3局1本場。一万と白のシャンポン待ち、白なら出て5200点、ツモれば満貫という勝負手で、茅森のリーチを受けて一万ツモ、ツモ・赤・ドラの4000点(+300点)を手に入れた。「結果的にはリーチが良かった」と自嘲したものの、ライバルのチャンスを潰し、隙を見せずにアガリ切った妙手となった。

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 南2局は南が暗刻の手を迎えると、赤五万から鳴き、4巡目にして3・6筒の満貫テンパイ。これを朝倉からアガって南・赤2・ドラの8000点の加点。その後は本田のリーチに対して見事なビタ止めを見せるなど抜群の守備感覚も披露し、逃げ切って今期3勝目とした。堀の冷静かつ大胆な大局観、絶妙なバランスに視聴者からは「堀は魔眼」「化け物」「堀さんは鉄強やなやっぱり」と、賛辞と共に、その実力を改めて思い知ったというコメントが並んだ。

 勝利者インタビューに訪れた堀はまずひと仕事終えたという様子で、いつも通り「嬉しいです」と心境を短く語った。その後、視聴者も沸いたいくつもの局を振り返るたびにコメント欄には「すげーわ、この人」「堀かっけぇ。強者」「押引きが凄いよなー」と賛辞が立て続けに投稿された。

 アガリ3回、放銃は0回。開幕前、実力通りならば個人トップは取れると豪語した“ポイントゲッター”堀の抜群の安定感とその打ち回しには、解説の土田浩翔(最高位戦)も「説明がつかない強さ」と脱帽していた

【第1試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)3万7800点/+57.8
2着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)3万3400点/+13.4
3着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)2万点/▲20.0
4着 U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)8800点/▲51.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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