美しすぎるプロ雀士のせめぎ合いに、視聴者は息を止め夢中になった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」11月22日の第2試合、2着を狙うセガサミーフェニックス・東城りお(連盟)の迫力の形相にU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が思わず見入るシーンがあった。
場面は南4局1本場、トップ目のKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)がマンズの仕掛け。それを見てセガサミーフェニックス・東城りお(連盟)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、そしてラス親の瑞原は危険牌を抑えながら進行した。東城は現実的に2着が見える以上、簡単にベタオリはできない。手にマンズが集まり、それが暗刻になり、テンパイしたのは流局直前の16巡目。三暗刻にドラが1枚、待ちはペン三万と苦しいが、ツモるか、瑞原からの直撃で2着浮上だ。
ここで長考する東城が画面いっぱいに広がると、「これ見てたのか東条!すげー!」「いけ!!!」との声援と共に「かわええ」の声が混じる。そしてこのテンパイ気配を察知したか、瑞原がつぶさに反応。顔を上げ、東城に目をやって何度もぱちくりさせた。この様子に実況の日吉辰哉(連盟)は「すごい見てる!窺っている、東城の様子を窺っている!」と叫んだ。
東城がダマテンとすると、瑞原は堀の切った3筒をポンして、連荘を目指す。白熱した勝負展開に加えて、思わぬタイミングでの“美の競演”にファンは夢中。「マジでかわいいんだが…」「めっちゃ可愛いなw」「いい顔だ」とコメント欄が大渋滞だ。
結果は堀がツモアガリを決めてトップ終了。惜しくも美女2人の思いは成就せずとなったが、敗戦の中にも十分に爪痕を残す中継となった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)