37歳玉鷲が勝ち越し 相撲ファン沸かせる立ち合いと突っ張り 元小結・旭道山が称賛「戦う気持ちが切れないのがすごい」
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大相撲十一月場所>◇十日目◇23日◇福岡・福岡国際センター

 前頭六枚目・玉鷲(片男波)が前頭九枚目・碧山(春日野)を突き出しで下し勝ち越しを決めた。立ち合い頭から激しくあたっていく姿に、解説を務めた元小結・旭道山が「今のかまし見ましたか?」と興奮気味に伝える場面があった。

【動画】立ち合い頭からぶつかる瞬間

 37歳のベテラン、玉鷲が年齢を感じさせない力強い相撲をみせた。立ち合い頭から衝突していったが、実況を務めた田中大貴アナウンサーが「相当頭の衝撃、あったのではないかと思います」と切り出すと、旭道山は「あの衝撃は1.5トンから2トンですよ。あの衝撃があっての、前に前に持っていく玉鷲さんのこの姿…」とコメントした。

 また取組の中では玉鷲の凄まじい突っ張りが光ったが、旭道山は「この突っ張りの1発はヘビー級ボクサー並みの破壊力ですからね。それを普通にやっている世界なんですけど、37歳で頭からいけますかね…そういう戦う気持ちが切れないのがすごいなぁと思います」と改めて玉鷲の衰え知らずのパワーを称賛していた。
ABEMA『大相撲チャンネル』より)

【動画】立ち合い頭からぶつかる瞬間
【動画】立ち合い頭からぶつかる瞬間
【動画】1秒足らずで勝敗が決まる

37歳玉鷲が勝ち越し 相撲ファン沸かせる立ち合いと突っ張り 元小結・旭道山が称賛「戦う気持ちが切れないのがすごい」