Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2021」11月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。自身の誕生日を勝利で祝うことができるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vs雷電vsPirates
巧みな技術で相手を惑わす園田だが、冷たい風に吹かれ続けた昨期から一変、今期は追い風もありプラスポイントを持ちながら、シーズンを過ごせている。Mリーガーで誕生日に出場する選手が多い中、なかなか“バースデートップ”を取れていないが、41回目の誕生日を迎えた園田のケースはどうか。
チーム初のファイナル進出を目指すTEAM雷電だが、開幕直後こそトップにも立ったものの、現在はチーム4人が全員マイナス。チームでのマイナスもついに400を超えた。首位を走るEX風林火山とは1000ポイント近い大差に。今は頂上を見るのではなく、1つずつでも階段を登る時期。ここは先発・黒沢咲(連盟)に、雰囲気をがらりと変えるような特大トップに期待したい。
対照的に、順風満帆なのがKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)。前回出場時には、Mリーグ記録を塗り替える10万5500点という超特大トップを取り、Mリーグデビューのシーズンから、個人では2位に食い込んでいる。全てが噛み合う時期ではあるが、ここからさらに勝つか、崩れていくかで、真価が問われるところ。チームポイントにも余裕があるだけに、守勢に回った際にどこまで落ち着いて立ち回れるか。
落ち着いたプレーを続けているのがU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)。トップ1回以上に、2着5回という数字が光っている。試合中に見せる表情にもファンから大きな反響が寄せられているが、一番見たいのはインタビューでの勝利報告だ。
【11月25日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦) 個人11位 +54.4
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟) 個人2位 +217.9
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人25位 ▲101.3
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦) 個人12位 +48.9
【11月23日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +532.4(30/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +336.5(30/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +212.0(30/90)
4位 渋谷ABEMAS ▲42.0(30/90)
5位 赤坂ドリブンズ ▲142.3(30/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲229.3(30/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲247.8(30/90)
8位 TEAM雷電 ▲419.5(30/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)