試合の途中、ちょっと脱線した話題もまた面白い。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」11月26日の第1試合、この日の解説を務めていた瀬戸熊直樹(連盟)からMリーガーをネタにしたエピソードトークが披露された。
瀬戸熊はライバル選手の性格や打ち筋を熟知しており、それに基づいた解説でこの日は視聴者を楽しませていた。瀬戸熊は南3局、「めちゃくちゃ面白い話をしていいですか?」と実況の松嶋桃(協会)へ問いかけると、松嶋も「お願いします!」とこれに乗った。こんな切り出しで始まる小話がつまらないわけがない。視聴者も「なになに」「ハードルを上げるスタイル!」「熊の小話キター」とこれに早速食いつく。
瀬戸熊は「日吉辰哉(連盟)の話なんですけど、日吉が合コンに誘われたんですよ。でも(麻雀プロが)1人だと恥ずかしいな、ということで、『日吉、本田(朋広・連盟)連れて行けよ』って言ったら、『本田だけは絶対イヤです!』って。本田に全部持っていかれる」と語ると、松嶋は「本田さんは本当、レアなタイプ、イケメンって言っていいんですかね」と掛け合うと、視聴者もこのトークに爆笑。「そりゃそーだ」「本田キャンセルw」「ほんとに面白かった」「すべらない雑談」とコメントが連投され、松嶋は「日吉さん、こんなところでもらい事故していました」と締めた。
瀬戸熊はプレイヤーとしてはかっこいいツモ動作の“トルネードツモ”や、チャンスでの強烈な押しっぷりで情熱的な戦いを見せる一方、実は解説も場数を踏み、その話術は特筆もの。この場面以外でも瀬戸熊は多くの話題を提供し、視聴者は夢中になっていた、
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)