子どもにとって必要だとわかっていても、教えづらい「性」の知識。そして自分らしく生きるために、必要な「性」の話は、誰がどこまで教えるべきなのか。
 そんな中、話題を集めているのが書籍『なぜオナニーはうしろめたいのか』(星海社新書)だ。本書に掲載されたオナニーの歴史年表を見ると、鎌倉〜江戸時代はオナニーの「楽天期」であり、その後1860年代になり、西洋から“有害論”が入って来たと示されている。