『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、タレントの松本明子が登場。「実家の空き家問題で大出費しちゃった先生」としてしくじり授業を行った。
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アンガールズの田中卓志、AKB48の横山由依、高山一実らが出演。
高松市にある空き家状態の実家を父に託され、維持費やリフォーム費など、予想外の出費がかかってしまったという松本。「息子に私のような思いをしてほしくない」という親心から、悩んだ末に実家を売却したものの、新たな問題に直面したという。
【動画】松本明子、空き家整理で処分に困ったもの“BEST5”「父のエロ本が…」(13分~)
それは「実家の荷物20トンどうする問題」。食器、ふとん、家電、家具など、実家にあった家財を1ヶ月以内に処分する必要があったのだ。松本は「実家は売るだけでは終わらない」と、しくじりを振り返った。
松本によると、ゴミ処理だけで2トントラック7台分、総額70万円かかったという。この金額にスタジオからは驚きの声が上がったが、吉村は「うちもそうでした」と経験者の立場から共感した。
澤部が「売るとかはしないんですか?」と質問すると、吉村は「売るにしても時間がないのよね」という。また、値段の付けられない物も多く「(業者に)捨てるほうが安いって言われて」と、家財整理の難しさを語った。
また、松本の出費はゴミ処理だけではなかった。荷物の中から、VHSビデオテープが200本も出てきたのだ。中身は両親が録画してくれていた松本出演のテレビ番組で、松本は「永久保存版にしたいから、東京に持って帰った」といい、ダビングセンターに持ち込んだという。DVD化には1本につき3000円かかり、合計で40~50万円の大出費に。
最終的に荷物整理費用としてかかった金額は、交通費なども含めると200万円にも上ったという。維持費1600万円も合わせると、実家の処分にかかった費用は合計1800万円だ。
松本は、これから実家問題と向き合う人へ向けて「実家の整理を”家族のイベント”にして、物ではない想い出を増やそう」と提案。残された人たちが困らないように、実家の整理について話し合う機会を楽しんでほしいと語った。