麻雀プロ団体の一つ、麻将連合の最高峰タイトル「将王」を決める決定戦の最終第4節が12月5日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のU-NEXT Piratesでも活躍する小林剛が、逆転で自身4度目の頂点に立った。
第3節を終えて、首位を走る木村和幸に80ポイント以上の差をつけられていた小林だったが、通算13回戦、14回戦で連続2着となり、ポイントを減らし続けた木村をとらえると、最終15回戦では木村に先行を許したものの、オーラスで親の跳満をアガり、劇的な逆転。我慢を重ねた結果が、最後の大物手にもつながった。
4度目となる将王の座に輝くと、「全員がなんとかしようとした結果、奇跡的に優勝することが出来ました。普段見る機会が少ないルールの麻雀で鍛えられた人が、強くなったことが分かってもらえればと思います」と、一発・裏ドラ・テンパイ料なしという独自路線となっているタイトルでの優勝を、改めて噛み締めていた。
【試合結果】
1位 小林剛 +45.1
2位 三原孝博 +5.2
3位 明村諭 ▲2.2
4位 木村和幸 ▲48.1
【最終結果】
1位 小林剛 +72.8
2位 木村和幸 +61.3
3位 明村諭 +1.8
4位 三原孝博 ▲135.9
◆麻将連合 通称μ(ミュー)。1997年設立。最高位戦代表(当時)だった井出洋介が設立。主なプロは忍田幸夫代表、井出洋介のほか小林剛、草場とも子らが所属している。主なタイトル戦は、将王、BIG1、M1。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)